足が痛いのにフルマラソンは走れるのか?走った後はどうなる?

市民ランナーをサポートする

福岡市早良区藤崎の北村整体院です。

フルマラソンのレース直前(1~2週間前)に
股関節や膝、足首などに痛みが出てしまった!!

もしくは、

2ヵ月前にフルマラソンを走った後から
股関節や膝、足首などに痛みが出て、
完全に痛みが取れないまま次のフルマラソンのレースが
1週間後に迫って来た!

足や腰など体に痛みを抱えたまま、
フルマラソンを完走することは出来るのか!?

それよりも以前に
体に痛みを抱えたまま、フルマラソンを走っても良いのか?

悩むところだと思います。

そこで、現役の市民ランナーとしての経験と
整体師(作業療法士)という体の専門家としての
経験を踏まえて、

足の関節や腰の痛みなど、
体に痛みを抱えたまま、
フルマラソンを走って良い場合と、
走らない方が良い場合を考えてみたいと思います。

足や腰に痛みがあってもフルマラソンは完走出来る!?

筋肉や靭帯に傷(ヒビ)が入った状態で走り続ける

足や腰の痛みと言っても、症状は人それぞれです。

特にフルマラソンを走る場合は
どんなに走力がある人でも、42.195kmを
完走するとなると、

最低でも2時間以上走り続けなければなりません。

足や腰など体に痛みがあるという事は、

筋肉や靭帯、神経などに傷があり、
炎症を起こしている。

という事です。

例えるならば、

料理を乗せるお皿にヒビ(傷)が入った状態で
使い続けるようなもの

こんな状況があなたの体の痛みある部分の
関節や筋肉、靭帯、神経などに起こっていると
思ってください。

ヒビの入った筋肉で、2時間以上
42.195キロを走り続けなければいけません。

ヒビの入ったお皿を使っても、
もちろん割れずに使う事が可能な様に、

少々傷の入った筋肉や関節で走っても
フルマラソンを完走して、傷が悪化しない可能性もあります。

しかし、筋肉に傷が入っていれば、
ちょっとしたきっかけで、傷が広がって、
場合によっては筋肉や靭帯が断裂してしまう可能性もあるのです。

もちろん、体に何の痛みも抱えていない
万全の体調でフルマラソンを走っても、
途中で接触などのトラブルに巻き込まれて
筋肉を傷める可能性もありますし、

ただ普通に走っていただけなのに、
突然、肉離れを起こしたり、関節を痛めて
走れなくなる事もあります。

逆に考えると、筋肉が万全な状態でも
故障する事もあるほど
フルマラソンを完走するには筋肉への負担が大きいのです。

補強が可能な痛みなら完走出来る!?

筋肉や関節の痛みにも種類があり、
捻挫(筋肉や靭帯が少し伸びた状態)の様な
テーピングなどで補強をすれば、痛みを抑えられる場合は
フルマラソンの完走の可能性もあります。

しかし、筋肉や靭帯が炎症を起こしていて、
テーピングなどで補強しても痛みが治まらない場合は、
走れば走るほど炎症が酷くなる場合は、

炎症が酷くなると、周辺の筋肉が故障個所を
守ろうとして筋肉が緊張して関節の動きに制限がかかります。

走っている途中で関節が動かなくなり、
自分の意志とは関係なく走れなくなる事もあります。

その様な状況でのフルマラソンの完走はかなり難しくなります。

フルマラソンは10kmやハーフマラソンとは違い、
体の痛みを庇いながらやごまかしながら走り切れるほど
甘くはありません。

世界のトップクラスの選手でも
十分な練習が積めていない場合は、
途中棄権する事もあります。

痛みを抱えてフルマラソンを完走した後は!?

マラソンを仕事としているプロランナーや、
オリンピック出場や世界記録などを目指す
トップランナーであれば、

結果を残す為に、少々の痛みを押して
フルマラソンに出場する事を選択する場合もあると思います。

しかし、私達市民ランナーにとって、
痛みを抱えたまま、フルマラソンに出走する理由はあるのでしょうか?

これは、個人の価値観なので、
痛みを抱えたまま出走する事を否定するつもりはありません。

しかし、痛みを抱えたままフルマラソンを完走しても、
痛みが悪化する事はあっても、回復する事は殆どありません。

フルマラソンのレースに出なければ、
後1~2週間で回復したかもしれない痛みが
フルマラソンのレースに出た事で、
痛みが悪化して、完治するのに3ヶ月以上かかる事もあります。

痛みを抱えたまま、フルマラソンを完走するという事は
それだけのリスクを覚悟して走る気持ちが必要です。

まとめ

人それぞれ、フルマラソンを完走する事への
想いが違うと思います。

今まで目標にしてきたフルマラソンのレースの直前で
体に痛みを抱えて、出走するかどうかに悩む・・・・

どんなに考えても正しい答えは見つからないと思います。

ただ、忘れないで欲しいのは、

健康あっての人生であり、マラソンです。

痛みを抱えたままフルマラソンを完走した後も
あなたの人生はまだまだ続きます。

その後の人生で後悔しない選択をしてください。