慢性的な肩凝りや頭痛持ちの方の中で
「頭痛が酷いと、翌日は必ず雨が降る!」
と、下手な天気予報よりも自分の
「頭痛予報」の方が当たる。そんな方が多いんです。
これには「気圧の変化」と「神経の緊張」が
関係しています。
・過去に交通事故に何度も遭っている
・学生時代から肩凝りや頭痛に悩まされている
・不規則な生活でいつも疲れている
慢性的な肩凝りや頭痛持ちの方の多くは
神経が過剰に緊張して、
体を守る安全装置が過剰反応している状態です。
人間の体は70%近くが水分なので、
地球の気圧の変化に対して、
体内の水分が反応します。
天気が崩れて雨が降る時は
地球上の気圧は下がります。
気圧が下がるという事は、
体を締め付ける力が弱くなるという事。
飛行機が飛んでいる時に
ポテトチップスなどの袋が
パンパンになりますよね?
あれって、飛行機内の気圧が下がり
密閉している袋の中の空気を
抑えつけられなくなるから、
破裂しそうな位にパンパンになるんです。
天気が崩れて気圧が下がった時に
体の中でも同じ様な事が起こります。
気圧が下がると、筋肉や血管を
締め付ける力が弱くなります。
人間は地球上では常に重力が
かかっています。
心臓より下に流れる血液は
筋肉や気圧の締め付けによって
重力に逆らって押上られて
心臓に戻って行きます。
気圧が下がると、
体を締め付ける力が弱まるので、
血液を心臓に戻すために
いつも以上に筋肉を収縮させて
頑張らなければいけません。
そうすると、いつも以上に
筋肉は疲れやすくなります。
筋肉は疲れると硬くなります。
(コリ易くなります。)
いつも以上に肩や首が凝る
⇒神経も余計に緊張しやすくなる。
⇒頭痛が出やすくなる。
気圧が完全に下がり切って、
雨が降った状態で安定すると、
気圧が低いなりに安定するので、
体の方が環境適応して、
雨が降り出すと、頭痛が落ち着く。
そんな不思議な現象が起こります。
交通事故などの
外部からの強い衝撃を
何度も経験していたり、
小さい頃から
常に肩凝りや頭痛を経験している人は
神経が常に過敏になっていて
ちょっとした気圧の変化などにも
神経が反応して、筋肉をより緊張させて
しまいやすいのです。
神経がしっかり緩んで
少々の気圧の変化などにも
素早く環境適応出来る様な体に戻す事で
慢性的な肩凝りや頭痛を改善する事が可能です。
<頭痛の解消法>
気圧が下がっている時は、
神経を緩めて、血管を広げてあげる事が大切です。
・深呼吸をする
・温かい飲み物を飲む
・軽いストレッチをする
・お風呂などに入る
(水の中は気圧が高い)
・手足のグーパーを繰り返す
(神経と筋肉が刺激され血行が良くなる)
この他、頭痛持ちの方で、ご自身の経験から
頭痛解消法などがあれば、コメント欄に
投稿いただけると嬉しいです。
頭痛は体の疲れのサインでもあります。
まずは無理をせずにしっかり休養を取りましょう☆