こんにちは。北村整体院です。
昨日、人生初❗
インフルエンザA型に感染してしまいました。
内科を受診して、インフルエンザの検査と診察で1900円
薬局で処方されたインフルエンザの新薬「ゾフルーザ」と5回分の解熱剤を出して貰って1910円
合計3810円の出費💸となりました。
今回は、インフルエンザA型に感染するまでの経緯と、新薬「ゾフルーザ」服用後の回復経過をお伝えします。
目次
長男がインフルエンザAに感染した3日後に発症
福岡では既にインフルエンザの感染が拡大している時期でしたが、
我が家では、最初に小学校3年生の長男が数日前から少し咳が出始めていて、
「インフルエンザじゃなきゃいいけどね。」
なんて、話していた矢先、
月曜日の朝、長男の顔を見ると明らかにほっぺたも耳も赤い❗
体温を測ると、38.5℃
学校を休ませて、経過観察することにしたのですが、昼前には39.9℃まで上がり、慌てて掛かり付けの小児科へ。
インフルエンザA型と診断されました。
長男いわく、39.9℃まで体温が上がったときは、
「目の前のドア🚪が歪んでみえた。」
「立っていても背中を引っ張られて倒れそうだった。」
高熱で、脳神経が正常に働かなくなり、目の神経や平衡感覚機能が後作動を起こしたと考えられます。
手巻き寿司で接触感染⁉️
3年前に、次男➡️妻➡️長男と相次いでインフルエンザに感染した時は、私は大丈夫だったので、
今回も感染しないだろうと、根拠のない自信があったのですが、見事に期待は裏切られました(笑)
長男がインフルエンザを発症した後はマスクを着用させて、家族はアルコール消毒を徹底。
インフルエンザの飛沫感染と皮膚からの接触感染にも注意を払ったつもりでしたが、結果的には感染しました。
原因を考えると、
長男がインフルエンザを発症する前日の晩御飯で、手巻き寿司を食べた事かもしれません。
長男と隣に座っていた私が同じ場所に置かれた海苔を取ってのり巻きを作って食べていた。
長男の体内に既にインフルエンザのウィルスが潜伏していたのであれば、
手巻き寿司を食べる歳に手についたご飯粒を直接口に入れて、そのままの手で、テーブルに置いてある海苔を取る。
接触感染したとすれば、手巻き寿司の時の可能性が高いとおもいます。
木曜日に発症!前触れは火曜日から
日曜日の夜に手巻き寿司を食べて、(この時感染!?)
月曜日に長男がインフルエンザAと診断されて、翌日の火曜日のお昼頃に少し体の違和感が出て来ました。
鼻の奥の方がチクチクとする今までに感じたことのない感覚です。時間にすると1分位で収まったので、特に気にもしなかったのですが、
夕方になると、今度は少し喉が乾燥して、咳払いしたくなる感じになり、
「ん?風邪に引きかかってる?」
と、慌てて水分補給をして緑茶でうがいをするなど、普段行っている風邪対策を実践しました。
この時点では、体調に変化はなく自転車での帰宅も快調でした。
体調がミルミル悪化!坂道が辛い
インフルエンザA発症前日の水曜日。
朝起きると、体全体が少しこわばった(硬い)感じ。
自転車で職場に通勤するときも、ちょっとした段差の衝撃が頭に響きます。
しかし、10分ほど自転車に乗っているうちに頭への痛みも気にならなくなり、無事に職場に到着。
日課である職場周辺のジョギングを40分ほど行いました。
ジョギングを終えて、シャワーを浴びた後から体調がミルミル悪化。
施術の合間は椅子に座っているのもきつく、布団に横になってねてました。
仕事を終える頃には、肩で息をしなければならないほどの倦怠感。
自転車で帰宅したのですが、体がきつくてスピードが出せない。
自宅近くの登り坂もいつもなら、立ち漕ぎでスイスイ登って行くところが、立ち漕ぎする体力も気力もなく、自転車を降りてフラフラ💫😵🌀しながら登り、ようやく帰宅。
帰宅後、体温を測ると38.6℃
ま、まさか・・・
認めたくはないけど、インフルエンザなのか?
インフルエンザだったら、明日からの仕事はどうするのよ⁉️
予約を頂いているお客様に全員連絡が取れる⁉️
出来るなら、明日の朝には何事も無かった様に平熱で出勤させてくれ‼️
一縷の望みをかけて、お風呂にも入らずに就寝しました。
インフルエンザAに感染5日間の休業(泣)
木曜日の朝、全身のこわばり感はあるものの、それ以外の目立った症状は特になし。
喉の痛みなどもなく、咳や鼻水といった症状も普段とあまり変わらず。
運命の体温計測・・・
38.1℃
流石にこのまま出勤して、ご来院頂くお客様に施術をする訳にはいかないので、腹をくくって内科を受診。
問診票に記入しながら、体温計測。
37.4℃
お!下がってる!ひょっとしたらただの風邪かも?
そんな僅かな期待を胸に待合室で自分の順番を待ちます。
看護師さんに名前を呼ばれて、インフルエンザの検査を初体験。
噂には聞いていましたが、長いなが~~~い綿棒を鼻の奥にズブリ❗
思ったほど痛くありませんでした。
「10分ほどで結果が分かりますから、待合室でお待ち下さい。」
再び待合室に戻り、検査の結果が出るのを待ちます。
「北村善彦さん、診察室へどうぞ。」
遂に来た❗
頼む🙏ただの風邪であってくれ。
診察室に入ると、20代であろう若い女医さんがパソコンに向かってカチカチと入力中。
女医さん:「昨日から発熱されていたのですね~。」
私:「はい。」(インフルエンザですか?)
女医さん:「熱以外の症状はありませんか?咳とか、鼻水とか?」
私:「鼻水が少し出る位で咳や喉の痛みはありません。」(インフルエンザじゃないんですか?)
女医さん:「分かりました。」
私:「・・・・?」
女医さん:「インフルエンザAでした。」
時間にすると1分もないと思いますが、ドキドキハラハラ、そしてガッカリ😭💨💨でした。(笑)
一縷の望みは、見事に立ちきられて、人生初のインフルエンザA型の感染となりました。
感染拡大を避けるため、発症から5日間又は、解熱後2日間は他人との接触は避けた方が良いとのことで、今週一杯は休業することが確実になりました。
薬局で新薬「ゾフルーザ」即服用
診察を終えて、病院の支払いを済ませて、処方箋を持って隣接する薬局へ移動。
保険証と処方箋を渡して、問診票を記入して自分の順番を待ちます。
薬剤師さんに名前を呼ばれて薬を取りに行くと、
薬剤師さん:「先生から薬は直ぐに飲んだ方が良いとの事なので、ここで飲んで行って下さい。」
と、紙コップに入った水と共に新薬「ゾフルーザ」を2錠手渡されました。
インフルエンザの新薬「ゾフルーザ」
今までに服用されていた「タミフル」「リレンザ」「イナビル」と何が違うのかを、めちゃくちゃ簡潔に分かりやすく説明すると、
「タミフル」「リレンザ」「イナビル」は、インフルエンザウィルスが体内で繁殖するスピードを遅らせる効果が有るのに対して、
「ゾフルーザ」は、インフルエンザウィルス自体の活動を遅らせる効果がある。
「ゾフルーザ」の方がインフルエンザウィルスによる重症化をより防ぐ効果が高い事と、服用が1回で済む手軽さから一気に広まった様です。
ただ、「ゾフルーザ」は、耐性菌と言って、「ゾフルーザ」の薬効成分が効かないインフルエンザウィルスが既に存在しているとの報告もあり、
もし、「ゾフルーザ」が効かなかった場合に重症化するのでは?
との不安から、服用を疑問視する声もあるようです。
インフルエンザウィルスと抗ウィルス薬に関する詳しい内容は、こちらのサイトを参考にしてみてください。
こちらのサイトにも書かれていますが、
インフルエンザウィルスに感染して、「タミフル」や「ゾフルーザ」など、抗ウィルス薬を服用しなくても、
インフルエンザウィルスの繁殖は48時間で止まり、免疫細胞が正常に働けば、7~10日で自然治癒が可能です。
抗ウィルス薬は、重症化を防ぐのと、短期間での治癒、そしてウィルスの拡散を予防する事が目的なので、
「どうしても薬が飲みたくない!」
と、いうのであれば、
1週間分の食料を買い込んで、自宅でひたすら寝て回復を待つのも良いかもしれません。
止まらない排尿と下痢と手足の冷え
薬局でインフルエンザの新薬「ゾフルーザ」を服用し、解熱剤を貰って帰宅。
二階に隔離部屋を準備してもらい、今週ご予約を頂いていたお客様に休業の連絡を入れて、とりあえず寝ることにしました。
念のため体温を測ると、38.1℃
「ゾフルーザ」そんなに早く効く訳もありません(笑)
薬剤師さんからは、38℃以上の熱や、頭痛、関節の痛み等が有れば解熱剤を使っても良いですよ。
とのアドバイスを貰いましたが、
東洋医学の考えでは、37.3~39.3℃の体温で体内の免疫細胞は一番活性化すると言われます。
今日から5日間は、仕事も出来ないし余程辛くない限りは、解熱剤は使わずに体の自然治癒力(回復力)に任せることにしました。
隔離部屋で布団に入り、寝ようと思うのですが、足先がキンキンに冷えて寒くて寝付けません。
靴下を履いていたのですが、靴下が濡れているんじゃない?って思うほど、とにかく足先が暖まりません。
これは自律神経のバランスが乱れていて、交感神経(緊張する神経)が過剰に働いているときに出る症状です。
本来であれば、対処法として、暖かい飲み物を飲んだり、足湯などで副交感神経(リラックスする神経)が働く様な環境を作ると良いのですが、
インフルエンザウィルスに侵されている体では寝てる以外の行動を起こす気力も体力もなく、ひたすら足先が暖まるのを布団中で待つのが精一杯でした。
30分ほどして、ようやく足先の冷えが収まったかと思うと、今度は急に尿意と共に腹痛が襲って来ました。
体がきついから、起きたくない。
でも、トイレには行きたい(笑)
10分近く粘ってみたものの、我慢の限界・・・フラフラしながら階段を降りてトイレに入ると、大量の排尿と、粘着性の高い軟便。
トイレに座っているのもきつい。
お尻を拭くのにお尻をほんの少し持ち上げるだけで息が上がる始末。
フラフラしながら階段を登り、布団に横になって寝ていると、30分後に再び尿意と共に腹痛!
何これ?デジャブ?嫌がらせ?(笑)
30分おきの尿意と腹痛が5回続きました。
恐らく、インフルエンザウィルスと免疫細胞が戦う中で体の組織が傷つき、活性酸素が出来ます。
活性酸素を中和する歳に水が一緒に副産物として出来るので、その水分が30分おきの尿意になったのではないかと考えられます。
軟便の方は、発熱による胃腸の機能低下かな?
お昼過ぎになって(「ゾフルーザ」服用後3時間)、今まで重症化していた症状が少し落ち着いてきた感じになりました。
食欲が無ければ無理して食べない。
食欲はインフルエンザ発症前日のお昼頃から無くなっていて、
水曜日(発症前日)
朝:プロテインドリンクのみ
昼:無し
夜:プロテインドリンクのみ
木曜日(インフルエンザA判明)
朝:プロテインドリンクのみ
昼:ご飯、煮魚、炊き野菜
夜:塩おにぎり
金曜日
朝:プロテインドリンクのみ
昼:無し
で、現在に至っています。
人間は水分を摂っていれば、少々食べなくても生きていけます。
野性動物が怪我をしたり、体調を崩すと、ご飯も食べずにじっとして体の回復を図るのと同じです。
食べてスタミナをつけることも大切ですが、食欲が無いときは無理して食べるよりも、体の声に従って食べずに内臓を休ませてあげた方が回復力を高めることに繋がる場合もあるのです。
大量の発汗と共に36℃の平熱に戻る
インフルエンザ発症の木曜日は、隔離部屋でひたすら布団に入って過ごしました。
水分補給は、粉末の緑茶とアクエリアス。
熱は38℃前半で推移していました。
夕方18時頃からウトウトして、汗を少しかいて目を覚ましたのが深夜の0時半。
着替えて再び布団に入るも、中々寝付けずに、スマホを見たりしながらゴロゴロ(笑)
再び寝付いたのは明け方の4時頃でした。
しかし、2時間後の朝6時に大量の発汗で目が覚めました。
長袖のTシャツ、下着のパンツ、フリース生地のパジャマがグッショリ!
掛け布団と敷き布団にも湿気を感じるほどの発汗です。
起き上がると、あら?何だか体が軽い。
階段を降りる足取りも軽やか(少しふらつきはありますが。)で体温を測ると、36.6℃
一気に体温が下がりました。
汗だくの体が気持ち悪かつたので、ささっとシャワーを浴びて着替えて再び布団に入って、現在「ゾフルーザ」服用後32時間が経過しました。
まとめ
今回、人生46年目にして初めてインフルエンザAに感染して、インフルエンザウィルスの抗ウィルス薬「ゾフルーザ」を服用しました。
服用後の症状としては
- 大量の排尿(服用3~6時間)
- 軟便(服用3~6時間)
- 大量発汗(服用18~21時間)
- 食欲低下(服用前~現在)
上記の症状が「ゾフルーザ」によるものかは分かりませんが、目眩やふらつき、幻覚症状などの日常生活に支障を来すようなものは、見られていません。
発熱に関しても、「ゾフルーザ」服用後21時間で解熱したことを考えれば、私が感染したインフルエンザAのウィルスは耐性菌では無かった様です。
まだインフルエンザ感染二日目で安心は出来ませんが、インフルエンザウィルスの抗ウィルス薬「ゾフルーザ」に関しては、私が服用した限りでは、大きな副作用は今のところ見られません。
私の経験が皆さんのお役に立てればと思い、リアルタイムで記事にしてみました(ずっと寝てるのも疲れるので(笑))
また変化があれば、追記したいとおまいます。