長時間同じ姿勢の後の次の動作で腰が痛む
常に体がキツイ
眠りが浅く夜中に2.3回目が覚める
布団に寝て頂くも
仰向けの姿勢では腰痛が酷く、
膝を立てて寝るのがやっと。
首と後頭部を触ると、
右側だけが異常に硬く、
自律神経のバランスが乱れ、
全身の筋肉が常に緊張状態で
血行不良による回復力の低下
背中から腰にかけての筋肉が
軽く触るだけでも痛みを伴う様な反応でした。
後頭部を軽く刺激して
硬膜を緩めて自律神経のバランスを整えます。
自律神経のバランスが整うと、
副交感神経(リラックスする神経)が働き出して、
全身の無駄な力みが緩みます。
浅かった呼吸が少し深くなり、
落ち着いたところで、
横向きで寝てもらって、
首⇒肩⇒背中⇒腰と
背骨に沿って筋肉を緩めて行きます。
背中の真ん中辺りから腰に掛けて
筋肉がかなり硬くなっていて、
筋肉だけを解しても緩まないので、
骨盤を軽く押さえながら
背骨を一つ一つ優しく緩めて行きます。
左右の横向きの施術を終えて
今度はうつ伏せになってもらう時に
「あら?….いつもより寝返りが少し楽みたい」
と、ご自身でも体の変化に気が付いて頂けました。
脳と背骨の中を通る神経(脊髄神経)を覆っている
硬膜と言う膜を緩めて、背骨の動きを良くしたことで
神経が更に緩んで筋肉と関節の動きが良くなったんです。
うつ伏せで今度は
背骨を直接支えている筋肉と
骨盤の関節(仙腸関節)を
緩めて神経や血液の流れを良くして
下半身の筋肉を両手でしっかり解して行きます。
うつ伏せの施術を終えて
仰向けになって頂くと….
「さっきまで仰向けに寝ると痛かったのに、今は痛くない」
仰向けで腰痛が出るのは
背骨を支える筋肉が凝り固まっているからなんです。
背骨を支える筋肉をうつ伏せの施術で解したので
仰向けにねても痛みは出なくなりました。
もう一度自律神経を緩める為に
後頭部を触りながら硬膜を緩めて
今度は腕や足の筋肉を解します。
腰が痛くて、腰をかばって動いていたので、
腕も脚も筋肉が疲れて硬くなってます。
「どこを触られても痛いですね(笑)」
痛いけど、痛みが確実に軽減して楽になっているので
話す言葉もどこか余裕があって笑顔が見られます。
最後にもう一度横向きの姿勢で
首⇒肩⇒背中⇒腰の筋肉の解れ具合を確認。
一連の施術で70分程度。
私:「それでは、一度起き上がった腰の痛みを確認してみましょう。」
一度腰かけてから、ゆっくり立ち上がってもらう。
無言のまま、何度か立ったり座ったりを繰り返す…..。
「随分楽です…。痛みは殆どない。」
痛みの原因は
神経の疲れから来る全身の筋肉の緊張
血行不良による回復力の低下
この原因を引き起こしたのは
環境の変化
1年ほど前に引っ越しをされて、
生活環境の変化からしばらく
精神的に参っていたそうです。
心と体はつながっています。
心が傷つくと体に症状が現れ、
体が傷つくと心が病んで来ます。
心が病んで来ると、気力が無くなり
動くのが億劫になります。
動かなければ、筋肉が衰えて
疲れ易い体になり、
疲れ易い体で急に動くと
すぐにどこかが痛くなります。
逆に
体が楽になり、動きやすくなると
心も軽くなり前向きになれます。
前向きになると、やる気が起きて
動くと筋肉が刺激されて血行が良くなります。
血行が良くなれば、お腹が空いて
食べ物がおいしく感じられます。
痛みは筋肉が傷ついて出る事もありますが、
ストレスによって筋肉が緊張して
結果的に痛みを感じる事もあります。
北村整体院は
体だけではなく、
しっかり話を聞いて、
心と体のバランスを整える事で
回復力を上げて
痛みの根本的な改善を目指しています。
原因不明の痛みや
慢性的な痛みでお困りの場合は
まずはご相談ください。
独りでも多くの方の笑顔を取り戻すお手伝いをさせて頂きます。