少食や一日一食にすると、
アトピーやニキビと言った肌のトラブルが
改善したと話をよく耳にします。
なぜ、少食や一日一食にすると、
肌のトラブルが改善するのか?というと・・・
血液が綺麗になるから
東洋医学では、肌のトラブルの原因は
血液の汚れと考えられています。
現代社会は「飽食」ならぬ、
「崩食」の時代なんて言われています。
簡単に言えば、現代人は「食べ過ぎ」なんです。
江戸時代までは一日二食で過ごしていたのが、
明治以降に一日三食が当たり前となり、
和食中心のバランスの取れた食事から、
洋食中心のカロリー過多の食事が増えて来ています。
昭和30年代頃までは家電製品なども
あまり普及していなかったので、
普段の生活でも炊事、洗濯などは全て手作業で
掃除なども雑巾を使って床を拭いたりと
常日頃から体を動かしていたのが、
コンピューターの発達に伴い、
普段の生活でも仕事でも大半の作業を
コンピューターのボタン一つで済んでしまう。
普段の生活での活動量が減っているのに、
食事の回数もカロリーの増加傾向で、
日本人の肥満の割合も増えて来ています。
必要以上に摂取された栄養は
脂肪として蓄えられるだけでは間に合わず、
血液の中にも汚れとして入って来ます。
血液が汚れれば、当然体としては
血液を浄化するために腎臓などで
血液を綺麗にしようとするのですが、
それでも追い付かない。
そうすると、体は皮膚の毛穴や鼻や耳など
体の穴という穴から血液の中の汚れを
体の外に排出しようとするわけです。
その結果、アトピーや大人のニキビ、
蓄膿症や結膜炎といった症状が出てしまうのです。
私も軽いアレルギー性の鼻炎を子供の頃から
持っていたのですが、
鼻うがいをする様になり、鼻炎がかなり改善されて、
ここ最近の一日一食で鼻炎は完全に消失。
更に、5年ほど前から
梅雨の時期から9月頃までの期間限定で、
「汗疱(かんぽう)」という、
手の指の皮膚に水疱のようなものが
出現して、痒みを伴ったり、
酷くなると、水疱がつぶれて
皮膚が炎症を起こしていたのが、
今年は、まったく出ない!!
しかも、指の皮膚に潤いがあるんです。
これは、間違いなく一日一食に変えたや
小麦や砂糖を控えて、和食中心の食生活に
変えたことで、血液が綺麗になったからだと確信しています。
アトピーや大人のニキビなど
肌のトラブルに悩んでいる方は、
少食や一日一食とまで極端に食事制限する
必要はないかもしれませんが、
小麦や砂糖、植物性油脂や添加物を控えて、
腹八分の食事を心がけたり、
和食中心で一日二食を生活を
1ヶ月程続けてみる事をお薦めします。