【食べ過ぎが続くと風邪を引く!?】

福岡市早良区藤崎にある北村整体院です。
長男が風邪を引きました。
長男はあまり「食」への執着がなく、
食べたり、食べなかったり食欲のムラがあります。
しかし、最近近所の同級生の男の子と
いつも一緒に遊んで、お菓子やジュースを食べる
回数が増えていました。
お菓子とジュースでお腹一杯なのに、
夕食は妻が
「しっかり食べないと大きくなれない!」
と、残さずに食べる事を徹底しているので、
出された夕食をどんなに時間がかかっても
最後まで食べている様です。
先日、少し咳をしているなぁ~とは思ったのですが、
日曜日という事もあり、
長男と二人でインドカレーを食べに行きました。
息子はカレーが大好きで
普段は食べない「ナン」にテンションが上がり、
モリモリと食べ、
私のカレーに付いて来た
黄色い「サフランライス」の上に目玉焼きが
乗ってるのを見て、
「目玉焼きとご飯も食べたい!」
と言い出して、ご飯と目玉焼きをペロリ。
サイドメニューの
唐揚げとポテトフライも食べて、
ジュースも全て飲み干し、
「食べ過ぎてお腹が痛い…..」
そりゃそうだ(笑
その日の夜から
風邪の症状が悪化。
咳が酷くなり、
翌朝には嗚咽を伴う酷い咳
明らかに食べ過ぎで
内臓が疲れて、
免疫力が低下して、
風邪のウィルスが体内で
異常繁殖した結果です。
私は1ヶ月前から
実験的に一日一食(夕食のみ)生活を
実践して、体調の変化を見ているのですが、
明らかに体調が良いです。
一時期は肉・乳製品なども止めて
粗食にしていたのですが、
ストレスが溜まり、
飲酒の量が増えてしまったので、
現在は夕食での食事内容には
特に制限をかけていません。
元々、食べる事が大好きで
腹一杯食べても太らない為に
マラソンを始めたようなもんです(笑
昨日は仕事が休みでしたが、
朝、息子と一緒に
小学校まで1.5km歩き、
その後12kmのランニング(1時間)
朝食・昼食:なし
夕食:
・玄米クリーム0.5合
・わかめおにぎり1個
・刺身(マグロ・ブリ・サーモンの切り落とし)100g
・チキン南蛮150g
・納豆2パック
・干し芋100g
・玄米棒(お菓子)
・日本酒3合
・ピーナッツ殻付き10個
めっちゃ食べてますね(笑
夕食は
玄米クリームと納豆は毎日
日本酒も2~3合
おかずは
焼き魚、肉、野菜、味噌汁など
妻が作った夕食を食べます。
一日一食(夕食のみ)だと
内臓が20時間前後
固形物を摂らずに
消化活動を行わずに休んでいます。
起床後、何も食べないので
血液の血糖値が殆ど変化しないので、
空腹感を感じる事が全くありません。
夕食で蓄えたエネルギーを
通勤ラン1時間(10km)で消費するので、
職場では
胃が常に空っぽ感
があります。
断食経験がある方なら
分かると思うのですが、
空腹感って、結構気持ちが良いんです。
4.5年前から
朝食を止めて一日二食生活を続けてました。
人間は慣れの生き物
最初は新しい習慣に対して
違和感を感じたり、不快感を持っても
1週間もすれば慣れて来ます。
空腹と体を温める事で
免疫細胞が活性化して
体の不具合がかなり改善します。
プチ断食や体を温めると、
免疫細胞が活性化して、
体内の毒素排出(デトックス)が
始まります。
好転反応(こうてんはんのう)
と、言って
体の浄化作用に伴い、
・口臭が酷くなる
・目ヤニ、鼻水などがでる
・蕁麻疹、発疹がでる
・微熱が続く
・嘔吐、下痢になる
・関節や筋肉が痛む
など、体調の一時的な悪化が起こります。
西洋医学では
対処療法で薬を使って
これらの症状を抑え込もうとするのですが、
これらの症状は
体に備わる自然治癒力が高まった事で
体内の毒素を出す為に
引き起こしている事なので、
全て出し切ってしまわなければ
意味がないのです。
「出入口」
「出納帳」
「呼吸」
これらの漢字にもあるように
全ては「出す」ことから始まります。
空前の健康ブームで
・高血圧を下げるにはワイン
・利尿作用のあるバナナ
・抗酸化力の強いゴマ
・腸内環境を整えるヨーグルト
「出す」ことより、
「入れる」事ばかりの情報が
溢れかえっています。
人間は原始時代より
昭和初期までは
「空腹」との闘いでした。
高度経済成長により、
物質的に豊かになり、
いつでもどこでも簡単に
食べ物が手に入る時代になりました。
と、同時に
食べ過ぎによる
「成人病」予備軍が一気に増えて、
昭和初期には
数百人しかいなかった
「糖尿病患者」が
現在は2000万人を超えています。
「腹八分で医者いらず」
「腹十二分で医者足らず」
一日の食事量を3割減らし、
体をしっかり温めると
免疫力が活性化して、元気になります。
・一日三食で1回の食事量1割カット
・一日二食で1食カット
・一日一食で好きなだけ食べる
自分に合うやり方で食事の量を見直す。
・生姜紅茶などで体を温める
・腹巻などで体を温める
・筋トレ、有酸素運動で体を温める
・半身浴で体を温める
お金もかからずに
むしろ食費を節約出来て、
健康になる食事法です。
ストイックにがんばるのではなく、
自分が実践して
「心地良い」方法を探してください。
石原結賽(いしはらゆうみ)先生の著書
「空腹」療法
お薦めです。