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ネガティブスプリットの気持ち良さを知って欲しい!

私がマラソンの目標として掲げているテーマの一つが

”ネガティブスプリットで完走する”

です。

ネガティブスプリットとは
フルマラソンを前半21km(21.0975)と後半21kmに分けてタイムを比較した時に
前半のタイムより後半のタイムの方が速くなる場合を指します。

私は幸か不幸か、2回目のフルマラソンでこのネガティブスプリットで自己ベストを更新してしまい、ネガティブスプリットの気持ち良さを知ってしまったんです。(笑

それ以来、フルマラソンを20回近く走っていますが、

ネガティブスプリットで自己ベストを更新出来たのは2回だけ。

レースでは常にネガティブスプリットを意識しているので、30km過ぎに大失速と言うレースは殆どありませんが、30km過ぎから微妙に失速のレースが多数。

ファンランで仮装やエイドを楽しみながら後半徐々にビルドアップしてのネガティブスプリットなら簡単かもしれませんが、

自己ベストを狙って、尚且つネガティブスプリットでゴールするのは本当に難しいです。

でもね、自分の走力や体力を上手にマネジメントして、最後まで失速せずに自己ベストでゴールした瞬間の気持ち良さ……..。

”よっしゃぁぁぁぁ~~~~!俺はフルマラソンに勝ったぞ!!”

って、気持ちになるんです(笑

ネガティブスプリットをするには、何と言っても

”前半はとにかく我慢!!がまん!!ガマン!!”

もう、我慢が全てです!(笑

・自己ベスト狙ってやる!!
・仲間の応援に応えよう!
・○○にだけは負けたくない!!
・ゴールすれば禁酒生活から解放される!!
・ゴールして彼女にプロポーズしよう!

スタート前は不安と共に未来への期待や自己実現達成の為にモチベーションは高まり、深呼吸しても脈拍は速くなるばかり。

号砲と同時に気分は最高潮!

自分では冷静に走っているつもりでも、ついつい周囲のペースに引っ張られて、気が付けばオーバーペースになってしまいます。

一度勢いのついた走りは意識的にペースを落としたつもりがなかなかペースが落ちない。本当に落ちないんですよ。

ここで、捕らぬ狸の皮算用が始まっちゃうんです。

・ペースを落としたつもりが落ちない…絶好調?
・5秒速いまま押して行けたら目標より3分早くゴール?
・このまま前半で貯金して後半粘れば自己ベスト?

後方からスタートした人ほど5km辺りから体も温まり、人もバラけているので、自分の気持ち良いペースで走ると、一人、また一人と前方のランナーをパスする度に脳内の快楽ホルモンであるドーパミンが溢れ出して自分は絶好調だと錯覚してしまいます。

でも、この気持ち良さ…..長くは続かないんですよね。

スタートから5kmごとのラップタイムが5km→10km→15kmと徐々にペースアップしている時って、走りにかなり集中していて脳内では

・このまま行けば自己ベストを更に〇分更新
・仮に後半落ちても、10秒落ちで粘ればサブ〇は達成出来る
・折り返しで〇〇さんと2分位の差だから後〇kmで追い付ける

なんて、ゴールに向けて相当のポジティブ思考が繰り返しイメージされて顔はニヤけっぱなしです。(笑

しかし、人間の集中力ってどんなに鍛えている人でも50分程度が限界と言われています。

小学校や中学校の授業が45~50分だったり、入学試験や資格試験の試験時間も60分位が一般的な所から見ても分かる様に人によって多少の差はあれど、人間の集中力って長続きしないんです。

その集中力を15km~20kmまでで使い果たしてしまうと、残りの20kmの走りにどんな影響が出るか想像が付きますよね。

・あれ?さっきまであんなに脚が軽かったのにもう重い?
・後20kmもあるのか….後半の登り坂は大丈夫かな?
・あ!〇〇さんが後ろにいる!後半抜かれた格好悪いな。

人間、一度切れた集中力を元に戻すのってかなり難しいんです。
残り5kmでライバルがすぐ目の前に居たり、自己ベストの可能性が見えて来たりと短時間の集中力なら一時的に回復可能かもしれません。

1時間足らずの大切な集中力をフルマラソンならどの辺りで使うのが一番効果的ですか?

やはり肉体的疲労の出始めた30km以降に集中力を高めて一気にゴールを駆け抜けるのが一番効果的だと思うんです。

最近のトップ選手が参加するフルマラソンの国際大会でも20km~30kmまではペーサーが集団を引っ張って、選手は付いて行くだけで30km以降で勝負をするのが主流になりつつあるのも、人間の集中力の持続時間を配慮している部分も大いにあるのかな?と感じます。

一人でも多くのランナーにネガティブスプリットを味わってもらいたいです。

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