【自分の「必勝パターン」を見つけよう】
マラソンに限らず、スポーツ全般に言える事。
強い選手、強いチームは
自分なりの「必勝パターン」を持っています。
経験を積み「必勝パターン」を見つける事が大切です。
柔道や相撲の一流選手は
自分が技を出しやすくるす為に
得意な「組み手」を持っています。
プロ野球では
「勝利の方程式」と呼ばれる、
勝つための決まった
投手の継投パターンがあります。
短距離選手は
「スタートダッシュ」が得意な選手
「後半の加速」が得意な選手
など、自分の得意な
レース展開があります。
マラソンも同じで、
・前半貯金型
・イーブンペース型
・ネガティブスプリット型
など、得意なレース展開があったり、
・フラットなコースが好き
・アップダウンのあるコースが好き
・雨のレースが好き
・気温が高い方が走り易い
など、得意なコースや天候も
人それぞれです。
これは、あくまでも
練習やレースを経験していく中で
何となく自分に合っているかどうかが
分かって来ます。
「やってみないと、分からない」
実際にやって、経験しないと
分かりません。
更に、面白い事に、
苦手だと思って、敬遠して
やらなかった練習メニューが
実際にやってみると、楽しかったり、
記録が出にくいと言われるレースで
思わぬ「好記録」が出たりと、
走る前の自分の予想を
良い意味で裏切る様な結果が
生まれる事も珍しくありません。
私は得意なレース展開は
・ネガティブスプリット型
好きなコースは
・後半にアップダウンのあるコース
好きなコンディションは
・気温がやや高めで無風
持って生まれた筋肉の質が硬く、
調子が上がって来るまでに時間がかかります。
トライアスロンをしていた事もあり、
炎天下や高温多湿での練習も
あまり苦にしないので、
レースも汗ばむ位の方が調子が出ます。
寒すぎて筋肉が温まらない状態では
全く力が出ません。
私の「必勝パターン」は、
・10月、11月のレースで気温はやや高めで無風。
・中盤から後半にかけて適度にアップダウンのあるワンウェイコース
・レース序盤はやや抑え気味に入り、10km過ぎから徐々にペースアップ
過去に自己ベストを更新したレースは、全て10月~12月。
年が明けて、1~4月のレースはいつも故障を抱えていました。
夏場に走り込みをして、スタミナを養い、
9月からスピード練習を入れて心肺とスピード持久力を高める。
10月からペース走を実施して11月、12月のレースで自己ベストを狙う。
結果が残せていないパターンは、
・短い間隔でのフルマラソンのレースに出場
・気温が低め、風の強いコンディション
・フラットの往復コース
高速コースで、前半からイーブンペースで走る様な展開は
どうしても後半に失速する事が多かったです。
苦手を克服して成長して行くのも良いですが、
自分の「必勝パターン」を知り、その特性を更に伸ばす事で
走力全体の底上げを図る事が、結果的に
苦手分野の克服に繋がる可能性もあります。
自分の「必勝パターン」は自分で見つけるしかありません。
そのためには、「まずはやってみる。」
色んな事を経験して、
自分の「好き」「嫌い」を洗い出してみましょう♪
丁度1年前に初めて「ホノルルマラソン」を走りました。
気温は30度近くまで上がりましたが、
湿度が低くて、とても気持ち良く走れました。
ダイアモンドヘッドのアップダウンで
ランナーをごぼう抜きして、
ネガティブスプリットで笑顔の完走♪
「ホノルルマラソン」は、完全に
私の「必勝パターン」でした☆