今井正人選手が東京マラソンでMGCの出場権を取れる条件は?日本人何位以内?

雑記

目次

今井正人選手が東京マラソン2019でMGC出場権を獲得する条件

 

東京マラソン2019の開催が迫って来ました。

東京マラソン2019の開催日は2019年の3月3日(日)9時10分スタートです。

 

今年の東京マラソン2019は
同年9月に行われる2020年東京五輪マラソン代表選考会

 

「グランドチャンピオンシップ(MGC)」

 

の出場権を獲得できる大会でもあります。

 

この東京マラソン2019でMGCの出場権を狙っているのが、

今井正人選手(トヨタ自動車九州)です。

 

(出典:西日本スポーツ)

 

今回は東京マラソン2019で今井正人選手が
MGC出場権を獲得するための条件をご紹介したいと思います。

 

2時間11分以内で日本人3位までに入ればMGC出場権獲得!

 

マラソングランドチャンピオンシップシリーズ(以下「MGCシリーズ」と表示)

の出場権獲得の条件として、
日本陸上連盟が公認した指定の大会で

 

日本人順位が3位以内で記録が2時間11分以内

 

と言うのが定められています。

 

今井正人選手がMGC出場権を獲得するには、
東京マラソン2019で日本人3位以内に入り、尚且つ
ゴールタイムが2時間11分以内であれば、
無条件にMGC出場権獲得となります。

 

日本人6位以内でも2時間10分以内ならMGC出場権獲得

 

ただ、今回の東京マラソン2019には
今井正人選手以外にも日本人のMGC出場権を狙う選手や
すでにMGC出場権を獲得しているライバルが多数出場します。

 

今井正人選手のライバルとなる日本人選手としては、

  • 大迫 傑選手(ナイキ):2時間5分50秒(シカゴマラソン2018)

  • 木滑 良選手(MHPS):2時間8分08秒(東京マラソン2018)

  • 中村 匠吾選手(富士通):2時間8分16秒(ベルリンマラソン2018)

  • 佐藤 悠基選手(日清食品):2時間8分58秒(東京マラソン2018)

  • 村山 健太選手(旭化成):2時間9分50秒(ゴールドコーストマラソン2018)

  • 福田 穣選手(西鉄):2時間9分52秒(ゴールドコーストマラソン2018)

  • 大塚 祥平選手(九電工):2時間10分12秒(別府大分毎日マラソン2018)

  • 神野 大地選手(セルソース):2時間10分18秒(東京マラソン2018)

 

今井正人選手の自己ベストは2時間7分39秒なので、
実力通りの力を発揮して走れば、日本人3位以内で2時間11分以内での
MGC出場権獲得は決して難しいものではありませんが、

 

フルマラソンは42.195kmの長丁場です。

 

選手同士の駆け引きなどもあり、実力通りの走りが出来るかどうかは
実際に走ってみない事には分かりません。

 

しかし、日本人3位以内を逃したとしても、
東京マラソン2019のレースがハイペースで展開して

 

今井正人選手が日本人6位以内で2時間10分以内ゴール出来れば、
見事MGC出場権獲得となります。

 

東京マラソン2019では30kmまで先頭グループを
先導するペースメーカーが付くので、
ハイペースのレース展開が予想されます。

 

今井正人選手も先頭集団に30kmまで付いて行く事が出来れば、
MGC出場権獲得の可能性は大きくなりますね。

 

 

「ワイルドカード」獲得には2時間10分22秒以内のゴールが必須条件!

 

MGC出場権獲得の条件として、

  • 日本人3位以内+2時間11分以内

  • 日本人4-6位+2時間10分以内

 

という条件以外に、

 

「ワイルドカード」でのMGC出場権獲得

 

という方法があります。

 

これは、2017年8月から2019年4月末までに国際陸上連盟が
世界記録を公認するレースに出て、

  • (1):2時間8分30秒以内で走る

  • (2):上位2大会の平均タイムが2時間11分以内になる

 

上記のいずれかを達成するのが条件となります。

 

今井正人選手は昨年のびわ湖毎日マラソン(2018年3月)を
2時間11分38秒で走っているので、

 

今回の東京マラソン2019を日本人の順位に関係なく、
2時間10分22秒以内で走れば、

 

「2大会の平均タイムが2時間11分以内」という
「ワイルドカード」でのMGC出場権を満たす事が出来きます。

 

そう考えると、今井正人選手はレースの状況に応じて、
日本人3位以内を目指して走るだけでなく、

 

自分のペースで2時間10分22秒以内のゴールを目指せば、
MGC出場権を獲得する事が出来るので、

 

レース当日の天候と体調が余程悪条件にならない限りは
MGC出場権の獲得の可能性はかなり高いのではないでしょうか。

 

 

まとめ

 

順天堂大学時代に箱根駅伝で「山の神」と呼ばれた
今井正人選手も今年の4月で35歳になります。

 

マラソンは体力や走力だけでなく、今までのマラソンでの経験値や
駆け引きも需要になって来ます。

 

マラソンランナーとしてベテランの域に入ってきた
今井正人選手が東京マラソン2019年で
見事MGC出場権を獲得される事を応援したいと思います。

 

 

 

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