【片付けとストレッチの共通点】
- 使ったら(走ったら)片づける(整える)
- 必要のないモノ(ストレッチ)は捨てる(やらない)
- 一気にやらずに毎日コツコツ続ける
溜め込まない事が重要です。
子供の頃から片付けが苦手でした。
服を脱いでは脱ぎっぱなしで、
「脱いだ服は洗濯カゴに入れなさい!」
と叱られ、
オモチャを出して遊んでは
片づけずに次のオモチャで遊んで、
気が付けば、部屋の中は
散らかし放題。
親に怒られて、慌てて片づけたり、
部屋が汚いのを見かねた母親が
勝手に片づけるので、
次に使う時に、欲しいオモチャが
どこにあるのか分からない。
ブロックや超合金、ゲーム機も
全部まとめてオモチャ箱に入れるから、
遊ぶ時になって、部品が足りない事に
気づいて、母親に向かって、
「勝手に片づけたから無くなった!」
と逆ギレ…..。お母さん、ごめんなさい(笑
そんな性格は、もちろん
ランナーとしての体のメンテナンスにも
如実に現れます。
走ったら、走りっぱなしで
ストレッチもただ、やっているだけ。
今日の練習で
- どこの筋肉に張りが出ているのか?
- 左右の筋肉のバランスは乱れてないか?
体の声に耳を傾けず、
ストレッチをしているつもりに
なっていただけでした。
ストレッチの習慣が無かったので、
走らなければ、ストレッチはしない。
大切なのは、
練習した翌日のストレッチなんです。
昨日の練習で
- 体のどこかに違和感が出てないか?
- 普段より硬くなっている部分はないか?
疲労は自分の癖や筋力の弱い所に
溜まりやすいので、
ストレッチを習慣化する事で
自分の弱点が見えて来ます。
「軽いジョグ位ならストレッチも必要ないだろう」
「特に疲れてもいないからストレッチは要らないな」
「塵も積もれば……。」
知らず知らずのうちに溜まった疲れが
骨格や筋肉のバランスを狂わせて、
大切なポイント練習の時に
突然痛みや違和感を感じる事つながります。
イチロー選手が故障しないのは、
その日の調子に関係なく、
毎日同じ様にストレッチを行う事で
体に現れる僅かな痛みや違和感を
いち早く察知して
事前に故障の原因となり得る
骨格の歪みや筋肉の疲れを
摘み取ってしまうからです。
疲れや歪みは徐々に増えますが、
筋肉や関節を痛めるのは一瞬です。
痛みや違和感が出てから
慌ててストレッチをしても
「時すでに遅し」
「覆水盆に返らず」
なのです。
1月にオーバーペースの走り込みで
右脚に違和感が出てから
慌てて、練習量を落として
ストレッチを真面目にやって
習慣化しましたが、
完全に違和感が消えるまで
2ヶ月かかりました。
故障する前からストレッチ自体は
欠かさずしてはいたものの、
柔軟性向上にばかり意識が
向いていて、
疲労感や関節の違和感などへの
意識が欠けていました。
マラソンシーズンも終盤で、
すでにシーズンオフに入っている方も
多いと思います。
来月からはトレイルランニングや
ウルトラマラソンも控えている方も
多いと思います。
来シーズンのフルマラソンで
自己ベスト更新を狙うためにも、
是非、ストレッチの習慣化を目指しましょう。