【30km走不要論の実践報告~導入編~】
福岡マラソン2017に向けて取り組んだ練習メニューで
今回は「30km走不要論」を実践してみました。
メイン練習は、12~16kmのビルドアップ走
それ以外はジョグと、所属クラブでの練習。
私はマラソンの練習方法に正解は無いと考えています。
今回の投稿も練習法の賛否を問うものではありません。
それを踏まえて、練習方法の一つとして
参考にして頂けたらと思います。
今回、30km走(正確には30kmペース走)を
敢えて行わずにフルマラソンに挑んだのは、
昨年(2016年)の12月に参加した
ホノルルマラソンがきっかけでした。
昨年の5月に整体院を移転したこともあり、
2015年12月の防府読売マラソンを最後に
フルマラソンの練習は一時中断し、
整体院の移転の準備に追われて、
2016年の1月~4月は殆どノーラン生活。
月間走行距離は30~50km
2016年の5月に今の藤崎駅前に整体院を移転して
自宅から職場までの片道10kmの通勤ランを開始。
6月~11月までは
月間走行距離は平均300km前後
1回の最長走行距離:20km(10月・11月に1回)
1日の最長走行距離:20km(通勤・帰宅ラン共に10km)
ポイント練習・LSD・などは一切無し。
通勤ランは キロ5分50~6分半
フルマラソン対策の練習は一切無しで
ホノルルマラソンを走った結果。
ホノルルマラソン2016
ネット:4時間14分0秒
前半ハーフ:2時間20分52秒(Ave: 6’43”/km)
後半ハーフ:1時間53分8秒(Ave: 5’23”/km)
自分でも予想外の42kmビルドアップ走を実現。
湿度は低いと言えど、レース当日の気温は28℃
自分の予想では
「長い距離を練習してないし、30km位で疲れて歩くかな?」
なんて思いながら、
「ま、ゆっくり気持ち良く走って、疲れたら歩けばいいや♪」
くらいの軽い気持ちで走り出したにも関わらず、
レースが後半になれば、なるほど調子が上がって来て
30km以降は普段の通勤・帰宅ランを上回る様なペースで走り、
ラスト2kmはスパートをかけて最速の 4’50”/kmでゴール♪
平均ペースにしてみれば、6’01”/kmと普段のジョグと変わらないペース
だったのですが、普段10kmしか走ってないのに、
失速する事もなく42.195kmを走り切ってしまった事に
私自身が一番驚きました。
それと同時に私自身に頭の中に
「毎日コツコツと走っていれば、長い距離を走らなくても
フルマラソンは完走出来るのではないのか?」
そんな疑問が湧いて来たのです。
2017年に入ってもランニングのスタイルは変わらず、
月間走行距離は350km前後
片道10kmの通勤・帰宅ランのみ
休日、たまに15~20kmのゆっくりジョグ(6分半)
そんな生活が6月まで続き、
福岡マラソンの当選を機に、
7月から約1年半ぶりにサブ3.5を目指して
本格的な練習を再開。
その時にたまたまネットで
「30km走不要論」を唱える練習方法に出会い、
ホノルルマラソンを完走した時に浮かんだ疑問
「長い距離を走らなくてもフルマラソンは完走出来るか?」
にうってつけの練習方法だったのです。
自分の体を使った
人体実験が大好きな私にとって、
これはまさに
やらない理由が見つからない!!
と、言う事で早々に
「30km走不要論」の練習方法の実践が始まりました。