フルマラソン大会直前にやってはいけない3つの事

マラソン
【フルマラソン大会直前にやってはいけない3つの事】
・普段やらない練習メニューを取り入れる
・ランニング仲間のレースプランを聞く
・レース本番を新品シューズで走る
自分を信じてスタートラインに立つことが大切です。
   
こんにちは。整体師ランニャー キジです。
   
11月に入り、マラソンシーズンも本格化。
日曜日は毎週各地でフルマラソンの大会が開催予定。
   
今シーズン初のフルマラソンのレースを
間近に控えているランナーの方も多いと思います。
   
   
そこで、マラソン歴10年の市民ランナー キジの
   
「しくじり先生」ならぬ、
   
「しくじりランナー」話をご紹介♪
   
   
題して、
   
「フルマラソン大会直前にやってはいけない3つの事」 
   
   
~~1.普段やらない練習メニューを取り入れる~~
   
一般的に大会2週間前を目安に
本番までは練習量を通常の7~5割程度に落として
走り込みで体に蓄積した疲労抜きを行います。
   
コツとしては
   
「もうちょっと走りたいな」
   
と、思えるところで練習を終えて、
   
「思いっ切り走りたい!!」
   
と、言う欲求を少しずつ貯金して、
本番で思いっ切り走る♪
   
これが理想。
   
   
しかし、元来走る事が大好きなランナーの皆さんは
   
   
練習量を落とすと、
   
   
「こんなに練習しなくても大丈夫?」
   
「走力が落ちて本番思う様に走れなかったらどうしよう」
   
  
と、不安な想像を膨らまし、
その結果….
   
   
ランニング雑誌やインターネットで
   
「短時間の練習で走力アップ」
   
「走力を落とさずに疲労が抜けるトレーニング」
   
などなどの情報収集を始めるんです。
   
   
そうすると、
普段はやった事のない練習方法が
わんさか見つかるんですよ!(笑
   
   
・3~5kmの下り坂走で大腿筋の持久力アップ
・登り坂100mダッシュ20本で心肺機能アップ
・12分間走でフルマラソンのレースタイムを予測
   
   
少しでもレースに向けて自信を付けたいランナーには
どれも魅力的なメニューばかり。
   
   
疲労を抜かないといけない時期なのに、
気が付けば走力アップの事ばかり考えてしまうんです。
   
  
そして、ついつい甘い誘惑にかられて、
普段はやらない練習メニューにチャレンジ♪
   
   
初ハーフマラソン挑戦に向けて、
ランナー歴6ヶ月だった私は
   
レース1週間前に
初めて1000mのインターバル練習を実施。
   
   
そして……
右膝痛を発症(大腿四頭筋腱炎)
初ハーフマラソンは….DNS(棄権)
   
更に6ヶ月間のリハビリ生活に突入しました(泣
   
   
普段やらない練習メニューは
筋肉の使い方が変わったり、
自分の走力に見合わないペースを設定して、
故障のリスクが高いのでお薦めしません。
   
   
   
~~2.ランニング仲間のレースプランを聞く~~
   
 
大会直前の練習会や大会当日の朝に
ランニング仲間と会話をすると、
   
必ずと言って良いほど、
   
「〇〇マラソン、どの位のペースで行く(走る)んですか?」
   
と言う会話になります。
   
   
今までの練習である程度
自分の走力を確認して、
   
「〇〇マラソンは〇分〇〇秒ペースで後半上げて行こう」
   
  
などと、自分なりのレースメイクを
きっちり決めていたにも関わらず、
   
   
レース直前にランニング仲間に
今回のレースプランを話すと、
   
  
「え? キジさんの走力なら、
 〇分〇〇秒で押して行ってもイケますよ♪」
   
   
なんて、アドバイスを思わず貰うんです。
   
   
更に、
   
「〇〇さんが、〇分〇〇秒のペースで引いて行く
 みたいだから、付いて行ったらどうですか?」
   
   
なんて、と~~~っても甘い誘惑があるんです(笑
   
    
そして、気が付けば、
最初に自分が計画したペースより
1km辺り5秒以上速いランナーに付いて行く自分がいる。
   
   
   
ランナー歴6年目の キジは
3時間15分を目指したレースで
3時間10分のペースで走るランナーに付いて行き、
30kmで撃沈し、大失速
   
結果3時間26分の失敗レースになりました(笑
   
   
   
~~3.レース本番を新品シューズで走る~~
   
   
ランナーの相棒である「ランニングシューズ」
   
トップランナーになれば、シューズメーカーが
ランナーの走力に合わせて形状からソールの厚さまで
ミリ単位でカスタムメイドする。
   
ランニングシューズで大切なのは、
   
・フィット感
・自分の走力に見合ったクッション性
   
フルマラソン(42.195km)を走るに当たって、
4~5万歩の着地の衝撃を受け続けるだけに、
シューズは出来るだけ新品に近い方が
ソールのクッション性も100%に近い機能を
発揮してくれる。
   
   
しかし、シューズの本当の意味での
「フィット感」はある程度の距離を
走らないと分からない。
   
   
・走り始めてしばらくすると小指が痛くなる
・15kmを過ぎた辺りから足裏が痺れる
・スピードを上げると肉刺が出来やすい
   
   
レース本番で使うシューズは
   
・ジョグで履き心地を確認
・ペース走などで性能を確認
・ロング走などで紐の締め具合を確認
   
一般的にシューズの寿命は性能にもよるけど、
概ね500~800km程度と言われています。
   
   
レース前に50km程度の足慣らしをしても
性能が低下するとは考えにくいので
自分の足にしっかりフィットさせてから
レースに臨むのが理想です。
   
   
レース3日前に届いた
新品のシューズを
僅か3km試し履きしただけで
   
フルマラソン大会に出走した
ランナー歴3年目の キジは
   
レース途中で
右足の違和感を感じながらも
そのまま走り続けてゴール。
   
   
レース翌日に
右足首がぼっこり腫れて、
短腓骨筋腱炎を発症。
   
4ヵ月間のリハビリ生活になりました。(泣く
   
   
【フルマラソン大会直前にやってはいけない3つの事】
・普段やらない練習メニューを取り入れる
・ランニング仲間のレースプランを聞く
・レース本番を新品シューズで走る
自分を信じてスタートラインに立つことが大切です。
   
   
大会直前こそ、普段の生活リズムを乱さない様に
心がけましょうね♪
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