フルマラソンで故障しないコツをイチロー語録から学ぶ

マラソン

【当たり前の行動を当たり前にやる】

イチロー選手が何故故障しないのか?

 

について、私なりの解釈を投稿します。

 

 

イチロー選手はプロ野球選手として、

数々の記録を打ち立てて来た事は

昨日の投稿でもご紹介しました。

 

 

節目となる記録を達成した
試合後のインタビューで

 

   

イチロー選手ならではの

 

   

価値観

 

 

で多くの名言・格言と言われる様な

コメントを残しています。

 

 

イチロー選手のコメントはいつも

 

 

抽象的

 

 

で、その場で聞いて瞬時に

理解する事は難しいのですが

 

 

イチロー選手の凄い所は

 

 

記者の方から野球の記録や

イチロー選手自身の事について

聞かれた質問に対して

 

    

野球に関わる人だけに限らず

別の競技に取り組む全てのアスリート

 

 

いや、自分の発言に興味を持って下さる

運動とは無縁の人に対しても

 

 

聞いた人がそれぞれの立場で理解すれば

 

 

イチロー選手の考え方を

自分のこれからの人生の指針として

 

 

行動に落とし込める様に

言葉を選んでコメントを

出してくれているんです。

 

(と、私は解釈しています。)

 

 

そんな数々のコメントの中に

イチロー選手が故障しない為に

意識しているポイントが見え隠れしています。

 

 

例えば

 

 

2004年のシーズンでイチロー選手は

メジャーリーグで84年間破られなかった

 

 

年間最多安打記録

 

 

を塗り替え、
シーズン終了後のインタビューで

この様に応えています。

 

   

~~~~~(以下転載)~~~~~

 

 

憧れを持ちすぎて、自分の可能性を

潰してしまう人はたくさんいます。

 

 

自分の持っている能力を

活かすことができれば、

可能性は広がると思います。

 

 

~~~~(転載終わり)~~~~

 

 

このコメントを

私なりにマラソンに置き換えて
解釈すると、

 

 

サブ〇や自己ベスト更新などの

結果に執着するあまりに、

 

 

本来の自分の身体能力の強みを
十分に発揮出来ないでいる
ランナーが多くいます。

 

 

人間には持って生まれ持った

素質」や育って来た環境で作られた

 

 

価値観と言う物があり、

フルマラソンを走る際にも

 

 

・ウォーミングアップを十分に

 行った方が調子が出る人

 

・最初の10kmを抑え目で走って

 徐々にペースアップするのが得意な人

 

・最初に突っ込んで徐々に落ち着かせる方が

 精神的に余裕が生まれる人

 

・一緒に走る仲間をサポートする意識で

 走る方がリラックス出来る人

 

 

など、自分本来のパフォーマンスが

発揮出来る環境は人それぞれです。

 

 

他人の決めたルールに従って

目標を達成しようとするから

 

 

どこか居心地が悪く、伸び伸びと

走る事が出来ないでいるのです。

 

 

と、こんなメッセージが隠されているのかな?

 

 

なんて事を考えながらコメントを

読んだりします。

 

 

イチロー選手は常に将来に

大きな目標を掲げて、

 

 

その時々の結果に一喜一憂することなく、

常に自分の成長過程に

意識を集中しています。

 

 

それは、

イチロー選手が小学校6年生の時に 

書いた卒業文集

 

 

「僕の夢」

 

 

と言う作文からも伺えます。

 

 

 

~~~~(以下一部抜粋)~~~~

 

 

ぼくの夢は

 

 

一流のプロ野球選手になることです。

 

 

そのためには、中学、高校でも全国大会へ出て、

活躍しなければなりません。

 

 

活躍できるようになるには

練習が必要です。

 

 

ぼくは、その練習には自信があります。

 

 

ぼくは3才の時から練習を始めています。

3才~7才までは、半年位やっていましたが、

 

 

3年生の時か ら今までは、

365日中、360日は、

はげしい練習をやっています。

 

 

だから一週間中、友達と遊べる時間は、

5時間~6時間の間です。

 

 

そんなに練習をやっているんだから、

必ずプロ野球の選手になれると思います。

 

 

~~~~(抜粋終わり)~~~~

 

 

イチロー選手は小学校3年生にして、

生涯を通じて成し遂げると心に決めた

 

 

一流のプロ野球選手になる

 

 

と言う目標に対して

 

 

44歳を過ぎた今でも

その情熱は衰える事無く

続いているのだと思います。

 

 

イチロー選手が試合に臨む際の心構えを

この様にコメントしています。

 

 

~~~~(以下転載)~~~~

 

 

ハイレベルのスピードでプレイするために、

僕は絶えず体と心の準備はしています。

 

 

自分にとって一番大切なことは、

 

 

試合前に完璧な準備をすることです。

 

 

パワーは要らないと思います。

それより大事なのは

 

 

自分の「形」を持っているかどうかです。

 

 

プレッシャーに潰れるようだったら

その選手はそこまで。

 

 

なりふりかまわないで

自分の行きたい道を進むこと。

 

 

~~~~(転載終わり)~~~~

 

 

この辺りが市民ランナーには
一番欠けている所かもしれません。

 

 

普段の生活で仕事をこなしながら、

隙間時間を使って練習を積んでいる

市民ランナーは、

 

 

・寝る時間を削って早朝に20km

 

・仕事帰りに練習会に参加してポイント練習

 

・家族に2時間だけ時間を貰ってペース走

 

 

などなど。

 

 

限られた時間の中で如何に

自分の計画した練習をこなすか?

 

 

が最優先となってしまい、

 

 

ベストコンディションでの練習メニューの消化

 

 

と言う一番肝心な部分に重点を置けなくなっています。

 

 

過程」 より 結果重視

 

 

なんです。

 

 

イチロー選手は常に試合で

今の自分に出来る

   

   

最高のパフォーマンス

 

 

を出すために、

 

 

その日の試合が終わった瞬間から

次の試合に向けての準備を始めています。

 

 

次の試合開始時刻から逆算して

 

 

・寝る時間が決まり

 

・起きる時間が決まり

 

・朝食を摂る時間が決まり

 

・球場入りする時間決まり

 

・ウォーミングアップをする時間が決まり

 

・打撃練習・守備練習の時間が決まり

 

 

そしてその日の最高の状態で

試合に臨むのです。

 

 

バッターボックスに入る際にも

 

 

・ベンチでバットやヘルメットを用意する

 

・ベンチからバッターが控えるネクストサークルまで歩く

 

・ネクストサークルで準備運動と素振り

 

・ネクストサークルからバッタボックスへの移動

 

・バッターボックス内の土を馴らす

 

・バッターボックス内で構えに入る

 

 

全ての動きを毎回同じにする事で

常に自分の動きに狂いが無いかを

確認しているのです。

 

 

自分にとって最高のパフォーマンスを

発揮する為に

 

 

自分で決めた

 

 

当たり前の行動を当たり前に行う

 

 

何千回、何万回と繰り返す事で

行動の精度を高め、

違和感を事前に修正する事で

 

 

失敗する確率を出来るだけ減らしている

 

 

そんな日々の積み重ねが

 

 

日米通算4000本安打

 

 

と言う偉業に繋がっているんです。

 

 

難しい事は何一つしていません。

 

 

一流のプロ野球選手になる

 

 

と言う目標に対して、

 

 

今、自分に出来る事を一生懸命にやる

 

 

常に自分で自分を評価して

今の自分の能力を知り、

 

 

他人の評価は気にしない。

 

 

自分の好きな事をトコトン追求している。

 

 

ただそれだけです。

 

 

す、凄すぎるぜ!イチロー選手!

 

 

書いて来た事をまとめると、

 

 

・明確な目標を掲げて、今の自分に出来る事をやる。

 

・ウォーミングアップをしっかり行い、

 体調優先でポイント練習を行う。

 

・常に自分の体の声に耳を傾けて

 今の自分にとって必要な事は何なのか?

 

 

を考えて行動に移す。

 

 

う~~~ん

 

 

至って普通な結論に達しました(笑

 

 

結局は

 

 

誰にでも当てはまるたった一つの

 

 

故障しない方法は無い!

 

 

と、いう事でしょうか。

 

 

自己ベストは一日にしてならず

 

 

皆さん、故障しない為に

日々の練習の前に必ず

 

 

体の声に耳を傾けましょう☆

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