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体の環境適応能力を利用する

人間には恒常性(ホメオスタシス)と言う自分の体内環境を一定に保とうとする機能が備わっています。

準備運動なしで急に速いペースで走ったりするとすぐに息が上がって苦しくなって体が動かなくなるのは筋肉に栄養や酸素を送っている血管が十分に開いていないので、供給が間に合わずに筋肉に乳酸などの疲労物質が溜まってしまうのが原因です。

そんな時に恒常性(ホメオスタシス)機能が働き出し、運動する前の状態に戻そうとする際に潜在意識が普段の思考をしている顕在意識に働きかけてネガティブ思考をさせて運動を止めさせようとするのです。

ネガティブ思考は自分の今の環境を守るための安全装置みたいなものです。

しかし、

・フルマラソンで自己ベストを出す!
・今の生活を変える!!

と強い決意を持って行動していると、今までは保守的だった潜在意識が今度は協力的に働き出します。

それが

”環境適応能力”

です。

このまま、苦しい状態が長引くと肉体的、精神的にダメージを受けてしまう。何とかこの状況を改善しなければ!と、潜在意識が脳に働きかけて、体のそれぞれの細胞に指令を送ります。

その結果、ちょっと辛いと思って走っていたペースを維持していると、血管が開き血液の量を増やして筋肉へより多くの酸素や栄養を送ると同時に筋肉内に溜 まっていた疲労物質を回収して汗や呼吸で体外に排出する事でその人にとって快適と感じる体内環境に変えて行ってくれるのです。

走り始めは体が重かったのに、しばらく走っていると知らず知らずのうちに何だか気持ち良く走っていた。 なんて経験があると思います。

これはまさに”環境適応能力”のなせる技なのです。

体に負担(ストレス)の無い様に徐々にペースを上げるとネガティブ思考が出ないまま環境適応能力が働いてくれる事もあります。

フルマラソンのレースでサブ4やサブ5より遅いレベルでの自己ベストを狙うならスタートからネガティブ思考が出ない様に少しずつペースアップをして自分の狙うペースまで持って行くのが理想じゃないかな?と思います。

これがサブ3.5以上になって来ると最初の5kmまでのタイムロスを最小限に抑えたいので、如何に早くこの環境適応能力を自分の狙うペースで引き出すかが課題になると思います。 これは普段の練習の中で慣れて行くしかないかなぁ~。

体調が良ければ良いほどこの「体がフッと軽くなる」感覚は早い段階で現れる気がします。

レース当日万全の体調でスタートラインに立ち、スタート後2.3kmで「体がフッと軽くなる」感覚がやってくれば最高ですね。

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