マラソン大会前に風邪を早期回復させる方法

マラソン

【風邪を早期回復させる方法】

 

涼しくなって、風邪を引く人が増えています。

風邪の引き始めに悪化させない方法を色々実験。

基本は筋肉も内臓も休ませる事で

免疫力が上がり早期回復します。

 

 

風邪の菌が繁殖しやすい環境は

 

・温度が低く乾燥した場所

 

人間の体の中には外部から侵入する

風邪の菌などのウィルスをやっつける

免疫細胞が常に働いています。

 

 

夏の時期は基本的に

気温も湿度も高いので、

風邪の菌は活動性が低い状態です。

 

 

しかし、気温が下がり

空気が乾燥してくると、

風邪の菌の活動が活性化します。

 

 

体内環境も同じで、

夏場は常に体温が高く

汗をかく事が多いので、

水分補給もこまめに行うので、

 

体内はどちらかと言えば

高温・多湿気味なんです。

 

 

しかし、外気温が下がって来ると、

体内環境も同じように

体温を逃がさない様に

筋肉や汗の腺が閉じて硬くなり、

汗をかかなくなるため、

水分補給も減る人が多い。

 

よって体内は夏場に比べると

低温・乾燥気味になります。

体内環境を守っている

免疫細胞は基本的に体温が37℃以上で

活性化し、体温が1℃下がる事に

免疫力が30%下がると言われています。

 

 

つまり、外気温が下がり、

空気が乾燥した事で、風邪の菌は元気になる。

 

一方で体内環境は体温が下がり、

水分も不足気味で乾燥して

免疫細胞は元気がなくなる。

 

 

更に、睡眠不足や暴飲暴食、

仕事や家事、人間関係のストレスなどが

加わる事で体が疲れて来ると、

益々体温が下がり、免疫細胞は弱って来ます。

 

 

こうして、普段なら

 

免疫細胞 >> 風邪の菌

 

の力関係が

 

 

免疫細胞↓↓↓ << 風邪の菌↑↑↑

 

と言う力関係の逆転現象が起きて、

 

 

風邪を引く

 

 

と言う結果を招いてしまいます。

 

 

ランナーで注意しなければならないのは、

 

 

「水分補給」

 

 

涼しくなると、走っていても

あまり汗をかかなくなるので、

走っている最中の水分補給が

ついつい疎かになってしまいます。

 

 

涼しくなっても、汗は夏場程ではなくても

しっかりかいているし、

外の空気は乾燥しているので、

呼吸で入ってくる空気が乾燥している分

体内の水分は予想以上に奪われています。

 

 

ポイント練習などで負荷をかければ、

それなりに体にはストレスがかかり

疲労します。

 

 

走っている最中は体温も上がり、

免疫細胞も元気ですが、

 

 

走り終わった後に体が冷えると

一気に免疫細胞は元気がなくなります。

 

そこに水分補給が不足していると、

体内は乾燥状態となり、

まさに、風邪の菌が繁殖しやすい環境になるのです。

 

 

もし、喉がイガイガしたり、

何だか熱っぽいと感じた時は

 

 

風邪の引き始めのサイン!!

 

 

風邪を引いた時に大事な事は

 

 

・こまめな水分補給を心掛ける

 

・体を冷やさない様にする

 

・食欲が無ければ、無理に食べない

 

・睡眠時間が出来るだけ増やす

 

 

睡眠時間や休養はとても大事です。

 

猫や犬を飼っている人は分かると思いますが、

動物は調子が悪い時は

とにかくじっとして体が回復するのを待ちます。

 

 

体力が落ち気味だから、

栄養のあるものを食べて元気になろう!!

 

 

と、いつも以上に食べようとするのは、

人間だけ。

 

 

体が疲れて、免疫細胞が弱っている時は

内臓も一緒に疲れている事が多いです。

 

 

調子がイマイチの時に、

普段は食べても何ともない

肉や揚げ物を食べると、

いつまでも消化しきれずに

余計に気持ち悪くなった事はありませんか?

 

 

肉や油などは消化に時間がかかり、

胃腸系の内臓に負担がかかります。

 

 

歳を取ると、肉や脂っこいものが

沢山食べられなくなるのは、

加齢によって内臓の機能が低下するからです。

 

 

つまり、体が疲れて風邪気味の時は

出来るだけ消化に負担のかからない

食事をするか、食欲が無ければ、

一食抜いて、胃腸を休めた方が

体は早く回復します。

 

 

(しかし、ご飯を食べないと力が出ない!!

と、思い込んでいる人は無理に食事を抜くと

症状が悪化する場合もあります。)

 

 

人間の体は本来、空腹を感じた方が

飢餓状態のスイッチが入り、

 

 

「こんな所では死ねない!!」

 

 

と、免疫細胞が活性化する様に出来ています。

 

 

1食抜いたところで、体内には大量の

脂肪が蓄えられていますし、

免疫細胞が活性化すれば、風邪の菌を

積極的に退治してくれます。

 

 

普段より少ない体力(エネルギー)を

体内で繁殖した風邪の菌を退治するために

効率良く使うには、

 

 

筋肉の余計な活動を止めて、

休息や睡眠を最優先する。

 

 

更に、免疫細胞が活性化する

体温を37℃以上に近づける為に

出来るだけ体を冷やさない様に

 

温かい飲み物を飲んだり、

足湯などで心臓から一番遠い

手足を温める事で

体全体の血液循環を良くすることが

重要になります。

 

 

「風邪かな?」っと思ったら、

 

・食事は軽め(もしくは抜いて)で内臓を休める

 

・温かい飲み物(緑茶・レモンティーなど)で水分補給

 

・手足を温めて血液循環を高めて体温を上げる

 

・体を休めて睡眠時間を多くとる

 

 

ランナーの皆さんは

練習中の水分補給と

練習後の体の冷えに十分注意しましょう♪

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