少食や一日一食になるには、「食べても、食べなくても良い」

食事

「食べても、食べなくても良い」

 

 

 

一日二食や一日一食に慣れ来て、
一日断食や三日間断食を経験すると、

 

 

 

 

「人間って、食べなくてもすぐには死なない」

 

 

 

って、感覚が出て来ます。

 

 

 

更に、「食べると疲れる」
って、感覚も分かる様になります。

 

 

 

 

一日一食になる前は
食べる事が大好きで(今でも好きですが)

 

 

 

とりわけ、お腹一杯食べる事に
幸せを感じていたので、
ビュッフェ形式の「食べ放題」や
サラダバイキングなど

 

 

 

とにかくお腹一杯になる様な
外食先を選ぶことが多かったです。

 

 

 

 

お腹一杯食べる過程は
確かに幸せなんですよね。

 

 

 

お腹一杯食べる為に
朝からランニングで30kmとかを走って
極限にまで胃の中を空っぽにして、

 

 

 

 

「食べ放題」で目に止まる
自分の好きなものを片っ端から
お皿に乗せて行く。

 

 

 

お腹が空いているから、
食べる物が全て美味しい♪

 

 

 

「はぁ~・・・この為に30km走ったよなぁ~」
と最高に幸せを感じながら
次々と食べ物を口に入れる。

 

 

 

 

でも、この幸せの時間って、
せいぜい20分から30分しか続かないんです。

 

 

 

 

しかも、一番幸せなのは、
最初の一口目で食べ進むうちに
幸せな気持ちはどんどん減って来ませんか?

 

 

 

30分も食べ続けると、
お腹がかなり一杯になって来て、

 

 

 

「そろそろデザートを食べておかないと、
入らなくなるな・・・」

 

 

 

「今日はまだしょっぱい系が食べたいから
デザートは無しにするか?」

 

 

 

なんて、計算が入って来ます。
私の場合は、小麦粉や砂糖が体に入ると、
お腹が一杯でも食べられてしまう
感覚麻痺が起こるので、

 

 

 

食べ放題の最後に、ケーキやアイスクリームなど
小麦粉や砂糖を使ったデザートを食べると、
必ずと言って良いほど、食べ過ぎてしまいます。

 

 

 

そして、会計を済ませて、お店を出る頃には

 

 

 

「しまった・・・食べ過ぎた・・・胃が苦しい。」

 

 

 

と、どっと疲れが出て、場合によっては
一気に眠気に襲われます。

 

 

 

 

「しっかり食べないと大きくなれないよ。」

 

 

「何でも残さずしっかり食べなさい。」

 

 

 

「食べられる事に感謝して食べなさい。」

 

 

 

 

人間は食べないと生きて行けない。

食べなければ、力が出ない。

栄養のバランスが大事。

 

 

 

と、子供の頃が教えられて来たので、
少食や一日一食の方が体調が良くなるなんて、
考えたことも無かったし、

 

 

 

いきなりそんな事を言われても
とれも受け入れがたいと思う方も多いと思います。

 

 

 

一日三食で健康で毎日が充実している方も
もちろん沢山います。

 

 

 

逆に食べたくても食べられずに
結果的に少食や一日一食しか体が受け付けずに
体調が悪い方もいらっしゃいます。

 

 

 

少食や一日一食が唯一無二の「健康法」と
言う訳ではありません。

 

 

 

これが正しいという「健康法」や「食事法」は
ありませんが、

 

 

 

もし、敢えて健康になるための食事法と言われたら、

 

 

 

 

「食べても食べなくても、どちらでも良い」

 

 

 

 

「食べる」「食べない」に執着しない事ではないでしょうか。

 

 

昨日は久し振りに、肉や乳製品、砂糖を食べました。

 

今までは、健康になるための食事として、
小麦粉や砂糖、乳製品などを極力避けていたのですが、

 

 

 

 

「不食」を実践する秋山さんの著書を
再読して、「食べる」「食べない」に執着し過ぎていた
自分に気が付きました。

 

 

 

未だに、私の中には「一日一食や少食になりたい!」と言う欲求と
「お腹一杯食べたい!」という欲求が入り混じっています。

 

 

 

どちらが良いとか悪いとかではなく、
どちらも私の「欲」なんだなぁ~。と認めたみました。

 

 

 

 

執着は心と体に余計な緊張を生み、
体調を崩す原因になります。

 

 

 

 

自分の執着に気づき、認めた上で
手放してみる。

 

 

 

そうする事で緊張が緩み、
血液の巡りが良くなり、気持ちが軽くなるので
体は回復力が高まります。

 

 

 

 

「食べても食べなくても良い。」

 

 

 

 

そんな良い加減(いいかげん)な気持ちも大切です。

 

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